みなさん、ご無沙汰しています。 Sherlock です。昔も今も世界の代表的金融センターであるロンドンに7年間駐在し、金融界で活躍した私の友人からクイズが送られてきました。謎解きが大好きな私も今まで聞いたことのないよいうなタイプのクイズです。私はたちどころに解いてしまいましたが、さて、みなさんは解けますかな?
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ある男がホテルのスイートルームを予約したところ、ホテルは前金を要求しました。
男は前金を払った後、妻を迎えに空港まで行きました。

ホテルは受け取った前金を、ツケの溜まっている仕出屋に払いました。
仕出屋は、その金をツケの溜まっている魚屋に払いました。
魚屋は、その金をツケの溜まっていた漁師に払いました。
漁師は、その金をツケの溜まっていた船の大工に、払いました。
大工は、その金をツケの溜まっていた証券マンに払いました。
そして、証券マンは講演の部屋代としてホテルに支払いました。

その内、男が戻って来て、「妻が事情で来れなくなった」と、ホテルには泊まらないので前金を戻すよう要求しました。
ホテルは、仕方なく、
前金を男に戻しました。

さて、みんなのツケの払いはどうなったのでしょうか?

このクイズの答えは次のうちどちらでしょう?

支払行為は全て有効
仕出屋は、ホテルから受け取った金を魚屋に支払ったが、ホテル側の事情は分からないので、支払行為は有効。それ以降の債権者と債務者の関係及び支払行為は同様であるから、すべて有効である。

支払行為は全て無効
ホテルが、宿泊予定者から受け取った前金は、会計上「前受金」であり、本来「債務」に該当するものである。
ホテルが「預金」から仕出屋に支払ったのなら問題ないが、「前受金」から支払ったので関係者すべての支払い行為は無効。

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江頭健二